戦国関連の出演作品
川津祐介の戦国時代劇 出演歴
- 1965年『太閤記』出演
- 大河ドラマ第3作。「三姉妹」に続いての幕末もの。原作は吉川英治の小説『新書太閤記』。 当時まだそれほど有名ではなかった緒方拳が主役・豊臣秀吉に抜擢されたが、これが大成功となり、一躍人気を博した。 平均視聴率は31.2%、最高視聴率は39.7%。
- 前田利家役
- 幼名は犬千代。通称は又左衞門、又左。おもな官位は筑前守・権大納言。あだ名は槍の又左衞門、槍の又左。若い頃は織田信長に仕え、柴田勝家の寄騎となる。また、屋敷が隣同士だったこともあり、豊臣秀吉とも仲が良かった。勝家と秀吉が対立した賤ヶ岳の戦いでは、板挟みとなりどちらの側につくか、前田利家は非常に苦しんだ。結局、柴田側についていたものの決戦当日に戦線離脱。利家が秀吉に降伏したことが原因となり、柴田軍は敗れることとなる。 以後、豊臣政権の五大老の一人として存在感を増すこととなる。また、秀吉から与えられた加賀国・越中国をもとに加賀藩百万石の礎を築いた功績も大きい。 正室はまつ(芳春院)であり、...
- 1983年『徳川家康』出演
- 大河ドラマ第21作。「三姉妹」に続いての幕末もの。原作は山岡荘八の小説『徳川家康』。音楽は富田勲。 ドラマの展開がスピーディーでたくさんのエピソードを紹介するため、放送当時は「駆け足過ぎる」という意見もあったが、総じて人気は高かった。 平均視聴率は31.2%、最高視聴率は37.4%。
- 島左近役
- 実名は島 清興(読み方 しま きよおき)。広く知られる島左近は通称である。別名は勝猛、友之、清胤、昌仲。 筒井順慶、定次に仕えた後、豊臣秀長・秀保に仕えたとも関一政に仕えたともいわれる。やがて浪人となっていたところに石田三成から仕官の要請があるのだが、その待遇はなんと二万石。これは石田三成自身の禄高の半分という破格を通り越した待遇である。 光成に仕えた島左近は、家康暗殺計画の立案や関ヶ原の戦いでの奮戦など、陰に陽に活躍する。最後は関ヶ原で討ち死。敗北が決定的となり突撃をした末のことだった。
- 1981年『関ヶ原』出演
- 東京放送創立30周年記念番組として、TBS系列局で正月に3日連続放送された大型時代劇。原作は司馬遼太郎の同名小説『関ヶ原』。 演出は高橋一郎・鴨下信一。 特筆すべきは、絶妙な配役をされた豪華俳優陣。なかでも、石田三成役の加藤剛、島左近役の三船敏郎、徳川家康役の森繁久彌の名演は、今でも語り継がれている。
- 小西行長役
- 幼名は弥九郎。別名は如信。おもな官位は摂津守・内匠頭・従五位下。霊名はアウグスティヌス(アゴスチノ)。 豊臣秀吉の朝鮮侵攻(文禄・慶長の役)において、加藤清正と先陣を争ったことは有名である。関ヶ原の戦いでは西軍につき敗北。戦後、切腹する。
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