光秀の運命を変えた織田信長。そして光秀をめぐる人たち
お次は織田信長をはじめとする織田家の人々をご紹介。
まず、光秀の主君となる織田信長。
尾張(現・愛知県)の小大名・織田家に生まれながらも、「桶狭間の戦い」で奇襲により今川義元を破ったのを皮切りに、「長篠の戦い」では巧みな鉄砲戦術により無敵の武田騎馬隊を撃破するなど破竹の勢いで天下を目指した戦国武将の代表格。
型破り、うつけ、冷酷無比、カリスマなどなど信長を表す言葉は数知れず。若き日に出会い、共に天下を目指すも決別することになる光秀と信長。光秀の生涯に最も影響を与えたといっても過言ではない信長を演じるのはこの方。
染谷将太。
近年、空海とかブッダとか仏様系の役が続いていたのですが、むしろ今度は比叡山も焼き討ちしちゃう信長役。
染谷さんはどっちかというとのほほーんとした捉えどころのないキャラを演じることが多いので、従来の信長のイメージとは結構遠い感じがします。これは新しいタイプの信長が誕生するんではないでしょうか。
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次は信長の妻にして斎藤道三の娘、帰蝶(きちょう)。
「濃姫」の通称の方が一般的になじみがあるかもしれません。帰蝶に関する史料は少ないため実際にどのような人生をたどった女性だったのかは謎だらけ。本能寺で信長とともに戦って死んだ、というドラマチックな最期も創作です。
謎多き信長の妻を演じるのはこの方。
沢尻エリカ。
最近はすっかり角のとれた印象の沢尻エリカさま、さぞ美しいマムシの娘を演じてくれると思います。
2019年11月27日 追記
帰蝶(濃姫)役に決定し「女優人生の集大成」と意気込みを語っていた沢尻エリカでしたが、違法薬物使用により逮捕されました…。放送まで2ヶ月を切って突如起きた前代未聞の事件。すでに10話分ほど撮影が終わっており初回から帰蝶も登場しているといいます。そんな危機的状況のなかでNHKが下した判断は「代役による撮り直し」。そして代役として選ばれたのがこの方。
帰蝶(濃姫)役に決定し「女優人生の集大成」と意気込みを語っていた沢尻エリカでしたが、違法薬物使用により逮捕されました…。放送まで2ヶ月を切って突如起きた前代未聞の事件。すでに10話分ほど撮影が終わっており初回から帰蝶も登場しているといいます。そんな危機的状況のなかでNHKが下した判断は「代役による撮り直し」。そして代役として選ばれたのがこの方。
若手実力派女優・川口春奈(24)。
初時代劇で初大河、しかも準ヒロイン。いくつものハードルがあるが、どうか頑張ってほしい!と祈るばかりです。なお、初回放送は当初の予定どおり2020年1月5日を目指すという。麒麟よこい!!!
お次は信長のお父さん、織田信秀。
低い身分の出ながら優れた智勇と不屈の精神でもって、尾張で弱小勢力だった織田家を尾張を代表する一大勢力にまで成長させたすごい人です。その信秀を演じるのはこの方。
高橋克典。
ふぅ〜ダンディ!
息子に比べてだいぶ濃いお父さまになりそうです。
さぁさぁ次は、日本で一番出世した男であり光秀にとって終生のライバルとなる豊臣秀吉。
尾張で足軽の子として生まれるも、主君・織田信長にその才と実績を愛され重用され、信長を討った光秀を「山崎の戦い」で倒したことにより信長後継者のポジションをゲット。
その後、四国、九州、関東、奥州と瞬く間に各地を平定し、誰もが夢見た天下統一を果たしたことは誰もが知るところです。
戦国のシンデレラボーイ、豊臣秀吉を演じるのはこの方。
佐々木蔵之介。
サル要素もありつつイケオジ要素もありつつ。
秀吉ってなんかちょっと下品な成金みたいなイメージでキャラづけされることも多いのですが、本作の秀吉はむしろ上品です。あと、イケボです。
お次は光秀の心の友、細川藤孝(幽斎)。
室町将軍・足利義輝、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といったそうそうたる人物たちからあつく信頼され、肥後細川家の礎を築いた傑物です。しかも、剣術などあらゆる武芸に通じただけでなく、文化人としても超一流で、和歌や茶道、囲碁、さらには料理まで得意というスーパー多才武将。
ちなみに、光秀の娘・細川ガラシャは藤孝の息子・細川忠興(ただおき)に嫁いでいます。
「本能寺の変」のキーマンのひとりでもある藤孝を演じるのはインテリオーラ漂うこの方。
眞島秀和。
ドラマ『おっさんずラブ』での好演が記憶に新しい。シュッとした端正な顔立ちと抜群のスタイルの持ち主なので、マルチプレーヤー藤孝っぽさあります。
その藤孝の兄・三渕藤英(みつぶちふじひで)を演じるのはこの方。
谷原章介。
ドラマに時代劇に活躍しています。やはりシュッとしているうえにインテリジェンスもあります。眞島さんと谷原さん、なんとなく兄弟っぽさありますね。
お次は戦国時代の梟雄・松永弾正久秀。最期は爆死!!でおなじみ(?)の久秀です。
松永弾正といえば、“裏切りを繰り返す下克上の代名詞”というイメージがありますが、弾正の逸話の多くは後世の創作らしく、実際はだいぶ違うようです。ちょっと残念……。『麒麟がくる』ではどんな弾正像になるのでしょうか。なお、演じるのはこの方。
吉田鋼太郎。
もう絶対この弾正、クセモノだわ(確定)。
以上。
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』の主要キャストでした。今をときめくミドル俳優がたくさん出ていて期待値高めです。
個人的に反骨のやっかい将軍・足利義昭を誰が演じるのかが気になります。柴田勝家や前田利家、森長可ら光秀の同僚たちのキャストも未発表なので、続報が楽しみですね!
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