動物系の変わり兜一覧


ペプシのCM的な

江戸時代の兜『紺糸威桶側二枚胴具足(こんいとおどしおけがわにまいどうぐそく)』
江戸時代の兜『紺糸威桶側二枚胴具足(こんいとおどしおけがわにまいどうぐそく)』。画像引用元:文化遺産オンライン
漆黒の鳥の羽が植えられたトンガリ兜は妙な色気があります。使われているのは鵜飼いで有名な鵜(う)の羽。これとセットになった陣羽織がまたスゴイ。

江戸時代の陣羽織

圧倒されるほどのゴージャス感。兜とセットで着用するとあのCMのキャラクターを彷彿とさせます。これ。

ペプシのCM(小栗旬が桃太郎を演じる)

小栗旬が桃太郎を演じるカッコいいペプシのCM、そこに登場するキジのお兄ちゃん、カラスです。なんとなくイメージ似てません?

ちなみに持ち主は伊予国(現・愛媛県)大洲(おおず)藩の二代藩主・加藤泰興(やすおき)。鎧の腕部分などに加藤家の家紋である蛇の目紋があしらわれています。島原の乱に出陣する時用にこしらえたらしいのですが、気合の入りようが伺えるようです。

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そのまんまがすぎる

江戸時代の兜『熊頭形兜(くまずなりかぶと)』
江戸時代の兜『熊頭形兜(くまずなりかぶと)』。画像引用元:J-WAVE
動物の頭部を模した兜はいくつかありますが、これはかなりのインパクト。まんまクマ! しかも真っ赤な口を開けて威嚇してる。けど、ユーモラスが勝ってそんなに怖くない。どんな武将がどんな理由でこの兜をオーダーしたんでしょうかね。

この表情、現在Twitterで大人気の癒し系四コマ漫画に登場するこぐまのケーキ屋さんに似てます。

こぐまのケーキ屋さん
画像引用元:こぐまのケーキ屋さん
動物の次は虫。

虫系の変わり兜一覧


ふわりと舞い降りた瞬間

江戸時代の兜『鉄錆地六枚張突盃形兜(てつさびじろくまいばりとっぱいなりかぶと)』
江戸時代の兜『鉄錆地六枚張突盃形兜(てつさびじろくまいばりとっぱいなりかぶと)』。画像引用元:togetter
アゲハチョウでしょうか。

大きな羽を広げた蝶がまさに舞い降りた瞬間をデザインした優美な兜。蝶のように舞い敵の攻撃をかわす、という意図でしょうか。それにしても、上下でシンメトリーを描くようなシルエットの美しさに美的センスの高さを感じます。

こちらの兜が所蔵されている勝山博物館のイメージキャラ「わんぱく城之助」もこの兜を着用しています。

わんぱく城之助(勝山博物館のイメージキャラクター)
画像引用元:勝山城博物館
次も蝶々。

この兜にとーまれ

江戸時代の兜『鉄六枚張桃形前付臥蝶兜(てつろくまいばりももなりまえつきふせちょうかぶと)』
江戸時代の兜『鉄六枚張桃形前付臥蝶兜(てつろくまいばりももなりまえつきふせちょうかぶと)』。画像引用元:バンドルゾーン
折り重なるように羽を広げ兜に止まる2頭の蝶々。黒と黄金、上と下、大と小と対照的になっているところが意味深です。

次も蝶々。

フォルムの愛らしさ

江戸時代の兜『黒漆塗六十二間小星兜(くろうるしぬりろくじゅうにけんしょうせいかぶと)』
江戸時代の兜『黒漆塗六十二間小星兜(くろうるしぬりろくじゅうにけんしょうせいかぶと)』。画像引用元:東京富士美術館
前の2つが優美系蝶々兜だとしたら、これはカワイイ系蝶々兜。デフォルメされちょっと丸っこいフォルムの蝶々が印象深い。蝶々好きの人の兜なんだろうな。

次はトンボ。

神々しいトンボ

江戸時代の兜『素懸浅葱糸威帽子形兜(すがけあさぎいとおどしもうすなりかぶと)』
江戸時代の兜『素懸浅葱糸威帽子形兜(すがけあさぎいとおどしもうすなりかぶと)』。画像引用元:文化遺産オンライン
先にもトンボの兜はご紹介しましたが、後ろに飛ばないトンボは「後退しない」として武将に人気のモチーフでした。

こちらの兜、鉢部分は僧侶のかぶる「帽子(もうす)」という頭巾をデザインしたもので、前立にリアルなトンボがつけられています。まるで後光のような後立が印象的で、全体になんだかとっても神々しいです。

次は虫大集合。

みんな集まれー!

江戸時代の兜『鉄地黒漆塗葵紋に虫尽平蒔絵兜(てつじくろうるしぬりあおいもんにむしづくしひらまきえかぶと)』
江戸時代の兜『鉄地黒漆塗葵紋に虫尽平蒔絵兜(てつじくろうるしぬりあおいもんにむしづくしひらまきえかぶと)』。画像引用元:文化遺産オンライン
うさ耳のようにも見えるユニークな形状のものにたくさんのトンボや蝶々が豪華な蒔絵で描かれています。中央にある葵の御紋から徳川家ゆかりの品だろうといわれています。とにかくお金がかかってそうです。

動物、虫ときたら植物も。

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