
柴田勝家
しばたかついえ
通称は権六郎、権六。あだ名は鬼柴田、かかれ柴田、瓶割り柴田。生年は1526年・1527年など諸説ある。 若い頃から織田信長に家臣として仕え、家中随一の猛将として知られる。信長の大軍略である天下統一戦では北陸方面軍の指揮を担当。越前一向一揆攻めや加賀平定などで功績をあげる。 信長の死後、信長の後継者や領地再分配といった最重要事項を決定する会議(清洲会議)が開かれたが、この席で豊臣秀吉に主導権を奪われ、織田家重臣筆頭であった勝家の影響力は大きく低下することとなる。 もともと馬が合わなかった秀吉との確執はこれ以後決定的なものとなり、賤ヶ岳の戦いへとつながっていく。 最後は妻・お市の方(織田信長の妹)とともに自害した。
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年表、功績
活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。
年月日 | 年齢(人生の残り時間) | 内容 |
---|---|---|
1522年00月00日 | 0歳(あと61年) | 柴田勝家、生まれる |
1560年06月12日 | 38歳(あと23年) | 桶狭間の戦い |
1582年07月16日 | 60歳(翌年) | 清洲会議 |
1583年04月00日 | 61歳(あと2ヶ月) | 賤ヶ岳の戦い |
1583年06月14日 | 柴田勝家、死去 |
家紋
柴田勝家が使用した家紋。込められた意味も紹介。 ※家紋の細部や名称については諸説あります。

- 二つ雁金(ふたつかりがね)
- 二つ雁金は家紋「雁金紋」の一種。渡り鳥「がん(かり)」をモチーフとしている。 文学でもよく描かれる独特の鳴き声は「よい知らせを運ぶ」とされ、縁起のよい鳥とされる。また、群れで移動することから、結束や絆を意識して紋に利用したと考えられる。 通常の「二つ雁金」は二羽ともくちばしを閉じているが、柴田勝家が使用した紋様は、上の雁金のみくちばしを開いているのが特徴的。
- 二つ雁金のその他の武将・大名

- 五瓜に唐花(ごかにからはな)
- 日本五大家紋「木瓜紋」の一種。神紋として、京都八坂神社を初めとする祇園社などが使用。 見た目から胡瓜の切り口を思われがちだが、鳥の巣をデザインしたものと伝えられる。鳥の巣=子孫繁栄の思いが込められていて、めでたい紋とされる。 柴田勝家は替紋として使用した。
- 五瓜に唐花のその他の武将・大名
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血液型
ついつい気になる有名人の血液型。過去の人物の血液型も科学的にわかるようです。
柴田勝家の血液型はまだ判明していないようです…。
性格
実は知られていない意外な素顔も。
柴田勝家の性格はまだ入力されていません…。
逸話・エピソード
教科書には載っていない興味深い逸話の数々。
- 柴田勝家のあだ名『かかれ柴田』『鬼柴田』の由来について
- 戦場での突進力は、勇猛な将が揃う織田家家臣のなかでも随一だったため、『かかれ柴田』と評されたという。また、その武功も秀でていたことから『鬼柴田』とよばれた。
- キリスト教に偏見がなかった柴田勝家
- 柴田勝家は、キリスト教布教については妨害も後押しもしないフラットな立場を取っていた。ルイス・フロイスによると、柴田勝家はキリスト教が広まるかどうかは宣教師たちの「テガラシダイ(手柄次第)」と語ったとのことである。
- 賤ヶ岳の闘いの後、柴田勝家は自らを裏切った前田利家と対面していた
- 『加賀金澤前田家譜』より。府中城にて、柴田勝家と前田利家は対面した。勝家は戦国屈指の裏切り者となった利家を責めることなく、秀吉と仲の良い利家の気持ちをはかり、秀吉に降るよう説得し、むしろ数年の骨折りを謝したと伝えられる。
- 北ノ庄城落城の際、柴田勝家は妻であるお市の方を逃がそうとした
- 柴田勝家は自身の最後を悟り、妻であるお市の方に生き延びるために逃げるよう勧めた。しかし、お市の方はこれを拒否して勝家とともに果てる。お市の方は、信長に滅ぼされた浅井長政の妻であったが、長政自害の際に苦渋の決断の末に生きながらえたことから、同じような状況で再度逃げることを拒否したといわれている。
子孫・子供
現在に受け継がれる柴田勝家の血筋。意外な分野で活躍する子孫・末裔も。
柴田勝家の子孫は見つからなかったかも…。情報ある方、お知らせください。
博物館、史跡、銅像
ゆかりの品が展示されている主な博物館や記念館。記念館。現在でも残る生家や墓所、縁のある土地にたてられた銅像など。
柴田勝家関連の記念館は見つからなかったかも…。情報ある方、お知らせください。
柴田勝家を演じた俳優
大河ドラマや映画などで、さまざまなタイプの俳優が演じています。
- 吉原光夫『どうする家康』(大河ドラマ/2023年)
- 伊吹吾郎『信長燃ゆ』(ドラマ/2016年)
- 近藤芳正『軍師官兵衛』(大河ドラマ/2014年)
- デビット伊東『 信長のシェフ(Part2)』(ドラマ/2014年)
- 高嶋政宏『信長協奏曲』(ドラマ/2014年)
- 役所広司『清州会議』(映画/2013年)
- 宇梶剛士『濃姫II〜戦国の女たち』(ドラマ/2013年)
- 中村獅童『女信長』(ドラマ/2012年)
- 宇梶剛士『濃姫』(ドラマ/2012年)
- 大地康雄『江〜姫たちの戦国〜』(大河ドラマ/2011年)
- 藤堂新二『戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち』(ドラマ/2011年)
- 菅田俊『天地人』(大河ドラマ/2009年)
- 柴俊夫『寧々〜おんな太閤記』(ドラマ/2009年)
- 隆大介『明智光秀〜神に愛されなかった男〜』(ドラマ/2007年)
- 勝野洋『功名が辻』(大河ドラマ/2006年)
- 野村将希『国盗り物語』(ドラマ/2005年)
- 山下真広『戦国自衛隊1549』(映画/2005年)
- 松平健『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(大河ドラマ/2002年)
- 相島一之『織田信長 ~天下を取ったバカ~』(ドラマ/1998年)
- 中尾彬『秀吉』(大河ドラマ/1996年)
- 六平直政『豊臣秀吉 天下を獲る!』(ドラマ/1995年)
- 若林豪『織田信長』(ドラマ/1994年)
- 滝田栄『信長 KING OF ZIPANGU』(大河ドラマ/1992年)
- 睦五朗『戦国最後の勝利者 徳川家康』(ドラマ/1992年)
- 清水章吾『武田信玄』(ドラマ/1991年)
- 成瀬正孝『織田信長』(ドラマ/1989年)
- 岡田圭『武田信玄』(大河ドラマ/1988年)
- 久富惟晴『徳川家康』(ドラマ/1988年)
- 綿引勝彦『太閤記』(ドラマ/1987年)
- 大山克巳『徳川家康』(大河ドラマ/1983年)
- 近藤洋介『おんな太閤記』(大河ドラマ/1981年)
- 宍戸錠『国盗り物語』(大河ドラマ/1973年)
- 小池朝雄『新書太閤記』(ドラマ/1973年)
- 金田龍之介『天と地と』(大河ドラマ/1969年)
- 中村歌門『太閤記』(大河ドラマ/1965年)
柴田勝家を演じた声優
ゲームやアニメなどで、声優が新たな魅力で演じています。

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