徳川家康
とくがわいえやす
戦国の三英傑のひとり(ほか、織田信長、豊臣秀吉)。 幼名は竹千代。通称は次郎三郎。おもな官位は右大臣(内府)・将軍。号は東照大権現(読み方 とうしょうだいごんげん)。改名として松平元信→元康→家康→徳川家康。 応仁の乱から100年以上続いた無政府状態(戦国時代)に終止符を打った。
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年表、功績
活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。
年月日 | 年齢(人生の残り時間) | 内容 |
---|---|---|
1543年01月31日 | 0歳(あと73年) | 徳川家康、生まれる |
1560年06月12日 | 17歳(あと55年) | 桶狭間の戦い |
1570年05月00日 | 27歳(あと46年) | 金ヶ崎の戦い |
1574年03月01日 | 31歳(あと42年) | 結城秀康、生まれる |
1575年07月09日 | 32歳(あと40年) | 長篠の戦い |
1579年09月19日 | 36歳(あと36年) | 築山殿、死去 |
1584年00月00日 | 40歳(あと32年) | 小牧・長久手の戦い |
1590年00月00日 | 46歳(あと26年) | 小田原征伐 |
1614年00月00日 | 70歳(あと2年) | 徳川家康によりキリシタン国外追放令が発布。高山右近、マニラに追放となる。 |
1616年06月01日 | 徳川家康、死去 |
家紋
徳川家康が使用した家紋。込められた意味も紹介。 ※家紋の細部や名称については諸説あります。
- 三葉葵(みつばあおい)
- 水戸黄門などの時代劇で多く観られることから、日本人になじみ深い葵紋。 もともとは京都は加茂神社の神紋「二葉葵」が原形だといわれている。 徳川家康は、織田信長や豊臣秀吉と違い家紋の取扱いに厳格で、徳川家以外の使用を制限した。
- 三葉葵のその他の武将・大名
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血液型
ついつい気になる有名人の血液型。過去の人物の血液型も科学的にわかるようです。
徳川家康の血液型はまだ判明していないようです…。
性格
実は知られていない意外な素顔も。
徳川家康の性格は「律儀」と「老獪」の二面性だとよくいわれている。織田信長・豊臣秀吉に尽くした姿勢はいかにも律儀であったが、一方で豊臣を討った大阪の陣では老獪さをみせている。
逸話・エピソード
教科書には載っていない興味深い逸話の数々。
- 武田勝頼の首検分をした、織田信長と徳川家康の違い
- 武田勝頼の首検分をした際、織田信長は勝頼の父・信玄のことにまで触れ、悪し様に罵りその首を蹴飛ばしたりしたという。一方、徳川家康は勝頼の首を三方に載せ、自らは床几から下りて礼を持って接したという。徳川家の家臣たちはもちろん武田家の遺臣たちの胸をもうったという。
名言・辞世の句
徳川家康が語ったといわれる言葉。最後の言葉も紹介。人柄や当時の心情が見えてきます。
- 「人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。」
- 徳川家康公遺訓。
- 「不自由を常と思えば不足なし、心に望み起らば困窮したるときを思い出すべし」
- 徳川家康公遺訓。
- 「己を責めて人を責めるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。」
- 徳川家康公遺訓より。
- 「堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え、勝つことばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る」
- 徳川家康公遺訓より。
- 「およそ主君を諌(いさ)める者の志、戦いで先駆けするよりも大いに勝る」
- 徳川家康は理由をこう述べている。「戦いに臨んで一番に進みでるは、もとより身を捨てる覚悟であるが、必ずしも討ち死にするわけではない。また討たれても、後世に名を残し、死後の誉れとなる。また幸いに功名を立てれば、恩賞によって家は富み、子孫は繁栄する。だから先駆けは得があって失のない忠である。〜(主君を諌めるのは)無道で善を憎む主君に対して、進み出て直言をすれば、十に九は刑罰にあい、妻子をも死なせてしまう結果になる。武功は名誉と利益のためにする。しかし少しでも我が身を思えば、主君の前に出て諫言は出来なくなってしまう。だから君たる者が本来、賞すべきは先駆けの功名者より諌臣である。」
- 「滅びる原因は、自らの内にある」
子孫・子供
現在に受け継がれる徳川家康の血筋。意外な分野で活躍する子孫・末裔も。
徳川家康の子孫は見つからなかったかも…。情報ある方、お知らせください。
博物館、史跡、銅像
ゆかりの品が展示されている主な博物館や記念館。記念館。現在でも残る生家や墓所、縁のある土地にたてられた銅像など。
徳川家康関連の記念館は見つからなかったかも…。情報ある方、お知らせください。
徳川家康を演じた俳優
大河ドラマや映画などで、さまざまなタイプの俳優が演じています。
- 松本潤『どうする家康』(大河ドラマ/2023年)
- 阿部サダヲ『おんな城主 直虎』(大河ドラマ/2017年)
- 役所広司『関ヶ原』(映画/2017年)
- 渡辺いっけい『僕の金ヶ崎』(ドラマ/2017年)
- 内野聖陽『真田丸』(大河ドラマ/2016年)
- 山田純大『信長燃ゆ』(ドラマ/2016年)
- 西田敏行『影武者徳川家康』(ドラマ/2014年)
- 寺尾聰『軍師官兵衛』(大河ドラマ/2014年)
- カンニング竹山『 信長のシェフ(Part2)』(ドラマ/2014年)
- 濱田岳『信長協奏曲』(ドラマ/2014年)
- カンニング竹山『信長のシェフ』(ドラマ/2013年)
- 藤木直人『女信長』(ドラマ/2012年)
- 北大路欣也『江〜姫たちの戦国〜』(大河ドラマ/2011年)
- 松平定知『戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち』(ドラマ/2011年)
- 松方弘樹『天地人』(大河ドラマ/2009年)
- 高橋英樹『寧々〜おんな太閤記』(ドラマ/2009年)
- 松平健『徳川家康と三人の女』(ドラマ/2008年)
- 坂本恵介『風林火山』(大河ドラマ/2007年)
- 椎名桔平『敵は本能寺にあり』(ドラマ/2007年)
- 西田敏行『功名が辻』(大河ドラマ/2006年)
- 山崎努『天下騒乱〜徳川三代の陰謀』(ドラマ/2006年)
- 西郷輝彦『信長の棺』(ドラマ/2006年)
- 沢村一樹『国盗り物語』(ドラマ/2005年)
- 高嶋政宏『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(大河ドラマ/2002年)
- 津川雅彦『葵 徳川三代』(大河ドラマ/2000年)
- 津川雅彦『家康が最も恐れた男 真田幸村』(ドラマ/1998年)
- 林隆三『徳川の女』(ドラマ/1997年)
- 西村雅彦『秀吉』(大河ドラマ/1996年)
- 西田健『影武者・織田信長』(ドラマ/1996年)
- 竹中直人『豊臣秀吉 天下を獲る!』(ドラマ/1995年)
- 風間杜夫『織田信長』(ドラマ/1994年)
- 津川雅彦『徳川武芸帳 柳生三代の剣』(ドラマ/1993年)
- 郷ひろみ『信長 KING OF ZIPANGU』(大河ドラマ/1992年)
- 北大路欣也『戦国最後の勝利者 徳川家康』(ドラマ/1992年)
- 金田賢一『武田信玄』(ドラマ/1991年)
- 玉生司郎『宮本武蔵』(ドラマ/1990年)
- 真田広之『織田信長』(ドラマ/1989年)
- 中村橋之助『武田信玄』(大河ドラマ/1988年)
- 松方弘樹『徳川家康』(ドラマ/1988年)
- 津川雅彦『独眼竜政宗』(大河ドラマ/1987年)
- 本田博太郎『太閤記』(ドラマ/1987年)
- 国広富之『おんな風林火山』(ドラマ/1986年)
- 田中明夫『風雲 柳生武芸帳』(ドラマ/1985年)
- 滝田栄『徳川家康』(大河ドラマ/1983年)
- フランキー堺『おんな太閤記』(大河ドラマ/1981年)
- 森繁久彌『関ヶ原』(ドラマ/1981年)
- 寺尾聡『国盗り物語』(大河ドラマ/1973年)
- 河原崎長一郎『新書太閤記』(ドラマ/1973年)
- 松山政路『天と地と』(大河ドラマ/1969年)
- 尾上菊蔵『太閤記』(大河ドラマ/1965年)
徳川家康を演じた声優
ゲームやアニメなどで、声優が新たな魅力で演じています。
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